いきいき

« 2009年4月 | トップページ | 2009年6月 »

2009年5月

2009年5月10日 (日)

縦走の余韻④

5月5日(火)崩れるはずの天気は今日も持ちそう。山の神様ありがとうございます。登山は山の神様の機嫌が良い時に登らせていただくものといつも思っていますので、今回予定通り登山ができているのもひとえに好天に恵まれていることが大きいです。さて小屋からは徳沢に向かって長塀尾根を下ります。

本当に長い雪の尾根ですが、約3時間30分かけて無事に徳沢園に降り立ちました。皆、嬉しそうな顔をしています。ここから上高地までは、まだ1時間30分ほどかかるのですが、ここまでくればあとは平坦で歩きやすくて安全な道です。ここに来てようやく、皆の緊張感も抜けたようでした。

5月6日(水) 一夜明けて、あらためて自分が縦走登山の余韻に浸っていることに気がつきました。いい登山の後はこの余韻がしばしば訪れ、それは何10年後であっても訪れてきます。自分がいまだにその余韻を最も多く、最も大きく感じるのは高校1年生のときに登った東北の朝日連峰の縦走です。あの時のインパクトはいまだに忘れ得ぬものとして記憶に刻まれています。

そして今回の残雪の燕岳~常念岳~蝶ガ岳の縦走も、とても良い登山だったなと感じています。今回の登山の余韻が参加者の皆さんにとってどれ程のものなのかは当然個人差があると思いますが、少なくとも雪の北アの縦走を無事成し遂げたということにおいては、それなりに印象に残る登山になったのではないでしょうか。また行きましょう。これからの季節もきっといい余韻が残る登山が待っているはずですから!

2009年5月 9日 (土)

縦走の余韻③

5月4日(月) この日も天気が持ちそうでラッキー。でも、いきなりの急登が常念岳の山頂まで続く。3日目になると結構疲れもたまってくるころなのでゆっくり、ゆっくり歩を進める。ようやく辿り着いた常念岳の山頂からは穂高連峰&槍ガ岳の展望が素晴らしい。特に白と黒と斑に染まる風景はこの季節ならではの地球からの贈り物だ。しばし展望を楽しんだら急な下りが待っている。

昨日の大天井岳の登りに次いで警戒していた場所だ。幸い所々雪の残っている場所はあったものの、稜線を下りきるところまでは概ね雪が溶けているようなので、アイゼンを外して下山することにした。 

雪山はその年、その年で状況が変わるので「あそこは、こうして通過しよう」と事前に頭の中でシュミレーションはするのだが、実際にその場所に行ってみないと正しい状況判断は出来ないのだ。長く、いやらしい岩場の稜線を下りきると今度は雪の尾根を登って下ってまた登る。変化に富み、体力的にはシンドイがこれが山登りなのです(笑)。多くのメンバーが喘ぎながら辿り着いた蝶槍からの展望は本当に素晴らしい。と、言うよりも。もう登りがないという状況に皆は喜びを感じていたようですが(笑)。

でも、そこからが大変だったのですよ。本来なら20分くらいで着くのですがね(笑)。それにしても蝶ガ岳ヒュッテからの穂高連峰は本当に大きくて素敵ですね。

2009年5月 8日 (金)

縦走の余韻②

 5月3日(日) 朝5時に小屋を出発し、まずは燕岳の山頂へと向かう。 幸い天気がよく、剣、立山、鹿島槍などもバッチリ見える。 小屋に戻って朝食。07時30分に、今度は常念小屋目指して歩き出す。

 1週間前に多くの雪が降り残雪期の北アの雰囲気は保っているが、稜線は風で雪が飛ぶためか、雪があったりなかったり、実はこういう状況が一番歩きにくいのだ。途中の蛙岩は夏道と異なり、岩の穴の中を這うようにずり上がる。

 その後も長い稜線歩きが続きいよいよ本日の核心部、大天井岳への登りが始まる。足元が切れ落ちた雪面を慎重にトラバース。その後も急な雪の尾根を一歩ずつ、ゆっくり&確実に進んで行く。やがて傾斜が落ちて待望の山頂へ。 周囲の景観を楽しむよりも、核心部を登りきった安堵感の方が大きい。

 まあ、でも良かったです。その後も長い長い稜線歩きが続き、山小屋が見えたときの皆の喜びようは(笑)。

2009年5月 6日 (水)

縦走の余韻①

 5月2日(土) 中房温泉を11時40分に出発。本当は残雪期ならもっと早い時間の出発がベターなのだが、幸いこの日は一日好天が見込まれていたので、焦らず登ることにした。第三ベンチ付近から登山道に積雪が多く見られるようになってきた。合戦小屋を過ぎた辺りから、周囲に残雪の峰々を望むようになり、雪山気分がグッと盛り上がってきた。

  小屋が見えてからの最後の登りが結構きくのだ、なにせここは北アルプス3大急登のひとつ合戦尾根。ず~っと急坂を登り続けたゆえ、流石に皆も疲れた様子。夏山より大変な要素として、荷物が重いこと、アイゼンを着けていることが体力的には辛い。特にアイゼンなんて鉄下駄を履いているようなものだしね・・・。でも、とにかく到着。よかったよかった。 

« 2009年4月 | トップページ | 2009年6月 »